3代目 イズル ⑥
1020年 6月
6月の続きです。
初陣のオトヤを連れて、今回は陣内様の解放もしたいので九重楼に向かいます。
カグヤはイズルとお留守番。イズルはもはや子守りのプロなので安心して任せて行けます(訓練するのは3人目)。
オトヤがいるのでゆっくり進もうかと思ったのですが、どうやら心配はいらなそう。
オトヤ成長。心火の上がり具合を見ると、父上似なのかな…?
今まで心火が一番成長する子がいなかったので新鮮です。
しかし勇敢な子なのかと思えばいきなり後列に留まってお母さんに鏡向けたり。
どうやら敵が多くて怯んでしまった様子。かわいいな。
さて、サクサクと達磨さんのところまで来ました。さすがにボス相手ではオトヤの攻撃はかすり傷程度。まあ初陣ならこんなものでしょう。
ササっとお帰り頂き先へ進みます。
今月の目標だった陣内様の解放成功。
黒蝿様に続き、陣内様まで解放時の撮影のタイミングを誤りこの様。
黒蝿フラッシュの次は陣内フラッシュ。スクショ撮るのが下手クソすぎて辛い。
そしてあっと言う間に6月終了。
帰還するとイズルとお別れなんだよな…。やだな…やだな……。
イズルがいなくなってしまうなんて信じられない…。やだな…。
というわけで討伐続行。
とにかく帰るのが嫌だったんです…。イズルごめんもう一ヵ月頑張って…!
特に狙っていたわけではないけど赤火登場。おかげでお地母などを入手。
すでにオトヤの心水が息をしていないのは気のせいか。
…と無駄な悪あがきをしましたが、さすがにこれ以上討伐を続けることは出来ないので覚悟を決めて帰還します…。
ただいま…
ずっと次の当主はウシオにしようと思っていたのですが、この時すでに1才5ヵ月。
年齢のこともありますが、何となくウシオは先頭に立って引っ張るより影で支えるタイプな気がするし、本人も辞退しそうだなぁと…。
というわけで4代目は息子のエニシに任せます。
思えば母とも兄とも長く一緒にいられなかったんだよね…。
イズルはどうも千万宮で攻撃ミスしまくっていた姿が印象的すぎて…。母と兄をあまり間を空けずに亡くして当主を継ぐことになって、最初は不安だし自信ないしで相当悩んだんじゃないかと。しかもウシオにそれを悟られてはいけないしね…。
アラタは当主になる前から覚悟を決めていたけど、イズルは徐々に当主として成長していった感じがします。
子供達3人の訓練を担当して、最後は当主というより皆のお父さんのようなポジションに収まってましたが。
穏やかで口数があまり多くなさそうなイズルらしい言葉だなと思いました。アラタもイズルもイメージぴったりな遺言だったな…。
当主として1年、家をしっかり守ってくれてありがとう。還とアラタにめちゃくちゃ褒めてもらうといいよ…!
これで還を知る子がウシオだけになってしまったんだなぁ。寂しいな…。