6代目 クレハ ①
1022年3月
3月です。オトヤも健康度がついに赤く…。
1才11ヵ月か…そうか…。カグヤに先に逝かれてしまったけど、せめてクレハの成長を見届けられて良かったと思ってくれていればいいな…。
今月も討伐はお休みして試合に参加します。
試合の様子は速鳥モードでお伝えします。
1回戦は大原野魔術団。前回夏の大会でも戦いましたが…。
結果は前回と同じく大将を残して有効。いつかは一本取りたい…!
続いて2回戦の京極町内会、決勝の円山町愚連隊に一本勝ち。
貰うものを貰ってさっさと家に帰ります。それでは帝ごきげんよう。
ただいまオトヤ。
しみじみ考えてみたら、子供を殺そうとした母親に負けて自分の母親を失う事になってしまったんですよね…。この時点ではお紺さんのその過去は語られてないけど、オトヤがそのことを知らなかったのはせめてもの救いかな…。
あの極端な心火の成長が自分や他人に対しての思いやりとか優しさを捨ててしまったように見えて心配だったんだけど、お業さん戦の後に見せたクレハへの気遣いが本当に嬉しくて。娘と向き合う気持ちが生まれたということは、ようやくオトヤも前を向くことができたのかな、少しは心穏やかに最期を迎えることができるかなと思っていたんですが…
この遺言は正直かなり突き刺さりました…。
原因作った張本人がどの口で言ってんだよと怒られるのを覚悟して言いますが、この「尻ぬぐい」が反魂のことを指しているのだとしたら、オトヤにはウシオの選択を否定しないで欲しかった。
ああ…結局最期まで自分を許せなかったんだな…。そんな思いを抱えたままにさせてしまって本当にごめん…。
イツ花が泣いたのは初めてかも…。オトヤたちのことをずっと近くで見守ってくれていたもんね。ありがとう。
1022年4月
さて、オトヤを亡くしたばかりですが今後のことを考えなくてはいけません。
石猿さんを倒せた今、この世代での大江山越えも視野に入れてクレハに交神してもらうことにしました。
先月父親とお別れしたばかりで、しかもまだ10ヵ月…。
心苦しいですが、クレハなら「当主としての務め」と臨んでくれるはず。
技、体の火に少し不安があるので、お相手は爆円様にお願いすることにしました。
まだゲッカやコハルも成長途中なのでどうなるかは分かりませんが、11月に山に登って判断したいと思います。